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流れ橋 上津屋の浜茶 [みんなで歩けばこわくない]

仮面(名乗らなくてもいい!寄せ集め)
ハイキングです。
京阪・八幡市駅から歩きます。
木津川の堤防の上を歩きます。
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サイクリングロードを借用して
ただひたすら歩いてくださいね。
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今日のコースは単純で紛れることもありません。
みなさんの脚力にまかせます。

案外!速く進んで行きますね。
えらい!えらい!

今日は暇ですから
ぼ~っとした頭に浮かんだ単語でも
並べて歩きます。(拙ブログ 2016/05/11
即興詩でもできたらいいのですが。

黄砂かなんか知りませんが
空はくもったように見えますが
陽射しは強いので
まだ 1 時間も経たないけど小休止。
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ここは木津川大橋かな。
立ったまま小休止といったのに
もう座り込んでいる人。
もう弁当を開いている人。

やっぱり!平均年齢が高いと、、、。



行きますよ。
だれですか!堤の上を歩いてといえば
堤の下を歩く人。
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あ!少し説明しようかな。
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ちょっとでも説明したら
ハイキングに変な講義はやめよという人と
黙って歩いていると
なにか説明はないのかという人といます。
寄せ集めの温度差にやせる思いです。
でも体重は落ちません。

この寒冷紗は茶畑です。
宇治茶です。

「宇治市でなくても宇治茶なの?!」

今の宇治市内の生産量はとても少なく
ほとんど周辺地域に宇治茶(!)畑があるのです。
ま!宇治茶の場合
茶畑といわず茶園と呼んでいるようですが。

その他「宇治茶」の定義は
失礼ながら私が「?」と思えるほど
ふところが深くてとても広いようです。

ここは河川敷で砂地ですから
碾茶(てんちゃ)栽培に向いているそうです。

碾茶とは抹茶の原料ですよ。
寒冷紗をかけて作ります。
そして産地で碾茶に加工して出荷します。
各地の茶店で碾茶を石臼で挽いて
抹茶にして販売するのです。

あ!いい忘れましたが
この河川敷の茶園は
「上津屋(こうづや)の浜茶」という
その道では有名なブランドです。



5km ばかり歩きました。
上津屋橋(こうづやばし)が見えてきました。
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通称・流れ橋。
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木津川には洪水時に潜水する橋が多いのですが
ここは橋げたをワイヤーロープでつないでおいて
流れても回収する仕組み?!

設計は完璧(?)なんですが!
毎年!ロープが切れてしまって橋は行方不明。
高い改修費を計上しています。
春先に修復が終わり
梅雨か台風の洪水で流され
土建業者が毎年!水が出ると虎視眈々。
笑っていいものやら、、、。

渡ります!つづいてください。
このたびの改修では橋が高くなったような。
長さは以前と同じなら 356m ありますよ。
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あれ!?
みんなきましたか!数がいやに少ない。
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「喫煙するとか」
「立ちしょんするとか」
「行かないといっていましたよ」

もう!いうことを聞かないんだから。

実のこどもだったら
竹刀(しない)で気合を入れるところですが
高齢のアカの他人を、、、そうはいきますまい。



流れ橋のこちらの左岸が八幡市。
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向こう岸の右岸が城陽市です。
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どちらにも茶園の寒冷紗が見えるでしょ。
どちらも「上津屋の浜茶」なんです。

たぶん!大昔は
両岸同じ上津屋村だったのでしょう。

寒冷紗の下には大勢の人。
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若くてきれいな人やら
ま!それなりにきれいな人やら
茶摘みにかり出された女性たち。

大昔!茶摘みは「1 芯 2 葉」と
習ったような気がするのですが。

今年出た枝の一番下に「霜かぶり」という
つめのような小さな葉があります。
それから上なら
なん葉でも摘んでいるようでしたが。

清の食通の袁枚(1716 ~ 1797)は
著書/随園食単/に
「一旗一槍」なんて書いています。

一槍は先の槍のように巻いた葉。
一旗はそのつぎの葉。

もっとも!その後の製法は書いていません。
碾茶ではないことは確かですが。



流れ橋を見ながらランチにしてから
「やわた流れ橋交流プラザ 四季彩館」に。

宿泊とか研修とか
そば打ちなんかの体験ができる
たぶん!公営の施設。

地元の農産物が売られていました。

お!白菜が安い。
2.5kg は越えているのに税込み 200 円。
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衝動買いしました。
が!下げて歩けば重いこと。

ああ!だれか引き取ってくれませんかぁ!
190 円にしますよ!
180 円ではいかが!?

「もう少し待っていたら!」
「もっと下げると思うよ」

「大阪市内に帰ったとき 150 円で買おうか」

だれですか!変な知恵を授けている人は。



(随園食単は青木正児訳を参照)
(敬称略)
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