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万博記念公園 関西文化の日のかけ足 [猫も歩けば棒立ち]

午前中で雨があがったので
重い腰をあげてのこのこやってきましたが
あれ?!
万博記念公園の券売所が閉鎖しています。
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ああ!関西文化の日(2016/11/19・ 20)でしたか。

近畿地方に
三重県や徳島県等周辺の県をいくつか含めた関西圏で
「ミュージアム」を無料開放する日でした。

ほんの先日恩恵にあずかったような気がするのですが
もう 1 年経っていたのですね。

とりあえず奥(北)の「日本庭園」に!
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紅葉が進んで鴨が増えています。
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いや!留鳥のカルガモばかりでした。
今年誕生した若ものたちが
カップルの相手を探ししているのでしょう。
楽しそうですね。

雨あがりのせいか人のいない蓮池。
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落ち着きますね。



普段にはまず行った記憶がない
「大阪日本民芸館」で芸術の鑑賞。
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芸術は私には似合いませんね!やっぱり。

「平和のバラ園」の向こうの
「国立民族学博物館」へ。
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とてもかけ足で鑑賞できるほどの
展示品の量ではありません。
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それでも!かけ足で回るしか能がなく
あまりにも広いので迷子(?)になり
警備の人に連れられて出ました。

よせばいいのに特別展示館にも飛び込みます。
「見世物大博覧会」でしたが。

興行のポスターを見ていて思わず笑ってしまいました。

昭和 30 年代のポスターだそうですが。
(撮影は禁止です)

「胃袋魔人」の「人間ポンプ」と
「浅草名物の最高峰」の「東京花電車」の
「驚異的二座合同お盆随一の特別興行」だとか。

「人間ポンプ」と「花電車」ですか。
どちらも「体」を使った演技ですなぁ。

賢姉・賢兄に説明するのもヤボですが
「人間ポンプ」は主に胃袋を使った芸。
金魚を飲んで生きたまま出したり
碁石を飲んで
白石黒石リクエストに応えて出したり。

「花電車」は
見せるだけで乗せない(つまり花電車)女性の芸。
どこを見せて!使って芸をするのか!?
そう!今あなたが考えているところで正解。



万博記念公園の「自然文化園」にもどります。

黄葉は落羽松(ラクウショウ)ではなくメタセコイア。
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「ソラード(森の空中観察路)」にのぼります。
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「万博記念公園だより」の 11 月号の表紙になっている
滝がのぞけるあたり。
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紅葉スポットのひとつでしょうか。

展望タワーで深呼吸。
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「花の丘」にも寄ります。

あ!
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コスモスが!
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「コスモスフェスタ」は 11 月 3 日まででした。
それなのに!種子になった花が多いものの
十分!鑑賞に値する花園じゃないですか。
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日かげれば 花野もさびし 子と行くも

また!あの句が脳裏に浮かびます。
だれの句やら。
相当昔から唐突に浮かぶ句なんですが。

あの日!このコスモス園で花より美しかった
アラフォー(around 40)のおね~さん方
今も美しいままでしょうか。
日かげっていませんか。



午後からの入園だったので
かけ足で!だいぶショートカットして
中央口の「太陽の広場」まで帰ってきました。
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「太陽の塔」の改修工事が始まっているのですね。

改修の前に内覧会があったのですが
ついに招待状はきませんでした。
忘れていませんかぁ。

夕方になったので空腹を覚えます。

エキスポランドの跡地にできた大型複合施設の
「EXPOCITY」が 1 周年(2016/11/19)記念の
イベントをしているようですが
ま!おこづかいが豊富にないと面白くなさそうなので
売店でいつものホルモン丼で遅いランチ。
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税込み 500 円。
貧乏人にはごちそうじゃ。



あ!?
もう 1 館ありました!いつもは有料の博物館。

あわてて「EXPO’70 パビリオン」へ。
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日本庭園・自然文化園共通入園料 250 円。
大阪日本民芸館入館料 700 円。
国立民族学博物館入館料 420 円。
EXPO’70 パビリオン入館料 200 円。

これらが全部無料でしたが。
儲かったの!?儲かった実感はありません。

あ!思い出しました!今。

あることの確認に行ったのですが
「無料」に浮かれて
肝心なこと!忘却して帰ってしまいました。

それはなにか、、、
恥ずかしくていいたくありませんが。
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グミは甘い [桃栗残念!柿蜂の巣?]

グミ?!
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グミの実がたわわ。
アキグミでしょうか。
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長居植物園(大阪市東住吉区)の晩秋。

なぜか分からないのですが
幼少のころから「グミ」の実に感動するのです。

生家にもありましたけどね。
田植えのころに熟していたので
ナワシログミなんて勝手に呼んでいましたが
ナワシログミは常緑樹だそうですから違いますね。

落葉樹で楕円形の大きな実でしたから
ナツグミの変種の
ビックリグミだったのでしょうね。



とにかく変種が多い樹木です。

山中を彷徨しているときグミに出会えば
季節を問わず!ひと枝切ってきて
挿し木していたときがあります。

案外!変な季節でも発根しやすかったですね。

そのうち!管理が大変になり
ひとかかえほどの岩を台上に置いて
それに化土土(けとつち)で
いっぱいくっつけていましたが。

実生の栗とか柿とかガマズミとか五葉松とか
みんな同居させていましたが
事情があって!ま!夜逃げですが
泣く泣く岩をたたき割って袋に詰めて
捨ててきましたが!みんな!ごめんね。



あらためて当時の
参考書(?)を 3、4 冊広げてみると
グミは日本に 20 種を越えているようなんですが
著者によって分類がまちまちで
浅学なものにはなにがなんやら。

常緑のものと落葉のものがあり
実をつける季節によって
ハルグミ!ナツグミ!アキグミ!とあるという
単純な分類が性格に合いますけどね!はは。



目前の実は小さいけどまん丸い。

ひと粒食べてみます。

あ!よいこはマネしてはいけません。
植物園内の植物には
手を触れてはならないことになっています。
まして!口に入れてはなりません。

甘い!

生家にあった大きなグミには渋味もありましたが
これは甘い!

ほとんどの本に
生食にはアキグミが一番とありますね。

あ!
ジュースもジャムも果実酒にするのにも
アキグミがいいそうです。

相当な量あるように見えますが。
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鳥類もきていませんね。
もったいない!どうするのでしょう。



なぜか感動して帰ってきましたが
ん?!
そんな目的で
長居植物園に行った訳ではないような。

ま!いいですか。
忘れるような目的だったのなら。



「グミはいちごが好き!」

は?!

アラフォー(around 40)の発情!
あ!いや!清純なお色気おね~さんがいいます。

「いちご味だよ」

グミにいちごの味がしますか?!

「これ!」
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お~!
甘い!
おいしい!
歯ごたえが公園のグミよりしっかりあります。

これ!ゼラチンのお菓子じゃないの!

天然のグミとどう関係あるのでしょう。
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紅葉の清滝川 トロッコ列車は乗車拒否 [みんなで歩けばこわくない]

洛北の紅葉の名所の高雄(京都市北西部)から
清滝川沿いを下ります。

高雄から清滝(の集落)までを
錦雲渓と命名されていますから
さぞや錦織りなす
まぶしい光景がつづいていることでしょう。

あれ!?
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あんまり色彩は豊かじゃありませんね。

この道は東海自然歩道。
ハイキングコースとしては
家族向きに整備されています。

また「京都一周トレイル」コースとして
京都市も管理しているせいか
この季節!往来がにぎやかです。

なにが目的か
外国の人ばかりのグループの
いく組かともすれ違いました。
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やっと!紅葉に。
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ああ!燃えています。
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これならたしかに錦雲渓ですね。
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清滝に着きました。
金鈴橋の上です。
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ということは!ここから下流
桂川(保津川)の合流地点までを
金鈴峡と呼ぶようですね。



「あ、、、ん!」

なんですか!目をうるませて。

長い間!私の企画するハイキングの
相棒をつとめてくれた
アラフォー(around 40)のお色気おね~さんなら
よくそんな顔を作っていましたが
おなじアラフォー女史でも
あなたには似合わないのでは。

え!おしっこしたい、、、ですって!?

このコース!トイレは高雄を出たら
ここ清滝までありませんでした。

思う存分!ここでどうぞ。

では!金鈴峡を行きますよ。
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あ!傷つけたかな。
お目目うるうるが似合わないなんていって。
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なんだか崖路を踏み外しそうな歩き方。

しかし!清滝の集落の近くに赤い葉はあったものの
あんまり紅葉の美しいコースではありませんね。

とぼとぼ進めば
潜没橋の下清滝橋に着きました。
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金鈴峡も清滝川もおしまい。
その先で
保津峡(保津川=桂川)と合流しています。

階段を上がって車道に出ます。
清滝川に架かる落合橋を渡ります。
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今日のハイキング!ほぼ終わりです。



保津峡の岸壁にへばり着いている
「トロッコ保津峡駅」から
トロッコ列車(嵯峨野観光鉄道)に乗って帰ります。
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吊り橋を渡るとおじさんが通せんぼ!
乗車券を持っていないものは引き返せ!とのこと。

はて!?
面妖な。

私たちは
指定席に乗ろうとしているのではありません。
リッチ号とかいう
吹きさらしの車両に乗るつもりです。

その切符は当日券しかないのです。

だから!乗車券は持ち合わせていません。
今!買うつもりです。

今まで 2 度!そうして乗車しています。

すると!おじさんは
その当日販売の乗車券を
終点の「トロッコ嵯峨駅」で買ってから
きてくれというのです。

これから「トロッコ嵯峨駅」に行くのですよ!
どうしろというの!?

「トロッコ嵯峨駅」まで
山を越えて走って買いに行き
また山を越えてもどって乗車するバカか!
あ!失礼!
もの好きな人がいるのかも知れませんが
私たちにはそういう趣味はありません。

乗降するのが駅でしょうが!日本の場合は。
たぶん!諸外国でもそうでは!

乗せない駅なら閉鎖したらよかんべ!
あまっているダイナマイトがあれば
駅舎ごと吹っ飛ばしておきなさいよ。

なんか大名商売というのか
客をこバカにして稼いでいますなぁ。



ま!仕方ない。
私にはごり押しして
大立ち回りができる器量はありません。

ひと山越えて嵯峨野に出るか
それとも「JR保津峡駅」まで行きますか。

「お~い!嵐山まで乗せてよ~!」
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保津川下りの舟が行きます。

「おしまいと思って心身のタガがゆるんでから」
「また歩き出すのはしんどいよ~!」

すみませんね。
私の不徳といたすところ。情けない。

あそこです!JRは。
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駅は橋の上です。

「おしっこ!できそう?」

大丈夫!
無人駅ですがトイレも併設していますよ。
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真如堂の紅葉 [平安京有情]

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(白川・疏水)



母はいった。

「ぼけてしまって」



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(金戒光明寺・山門)



母はいった。

「まだ全然ぼけていない」



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(金戒光明寺・山門)



母はいった。

「あんた!いつの間に老けたの」



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(金戒光明寺・山門)



母はいった。

「あなたはどこの家の!だれのこども?!」

母の妹がいった。

「ね~ちゃんが産んだこどもやないの」

母はいった。

「あんな年寄り!産んだ覚えがない」

「あたしが産んだ子は」

「みんな可愛いあかちゃんだった」



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(真如堂)



母は一瞥した。

「おせわになります」



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(真如堂)



母は一瞥した。

「、、、」



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(真如堂)



母は一瞥もしない。

キティちゃんのシールを貼ってもらった

コーヒーの入ったカップを持って

遠くを見ていた。



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(真如堂・お十夜)


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(吉田山・竹中稲荷社)


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(吉田山から見る大文字火床)
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龍馬の命日は誕生日 [いわなが姫の丑の刻参り]

洛中を南北に流れる鴨川に並行して
西に高瀬川があります。

鴨川を三条大橋が横断しています。
それが東西に走る三条通りですが
三条通りが高瀬川を渡るところに
三条小橋が架けられています。

そのひとつ下流の橋が大黒橋。
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大黒橋から西に延びて
河原町通りにあたるまでの道が
「龍馬通り」と命名されています。

龍馬通りの南側に
万能塀(と!こんな建設現場の仮囲いを)
(昔からそう呼んできましたが)
(正式名称は知りまへん)がつづいています。

河原町通りから見るとこんな感じ。
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そうとう広い。
ホテルかなにかが建設されています。

この広いところが高瀬川の
「五の舟入(ふないり)」跡らしい。

「舟入」とは
舟だまりとか!荷降ろし場といえばいいのか
ま!港だったのですね。
高瀬川に 9 か所あった
舟入(拙ブログ 2016/09/23)のひとつがここ。

この舟入の前に「酢屋」という材木商があります。
今も活躍されています。
現当主は 10 代目だそうです。
余談ですが
代々!酢屋嘉兵衛を踏襲されているそうなんですが
初代から材木商なのに「酢屋」とは?!
なにも伝承されていないそうです。

この店舗の前に
「坂本龍馬寓居趾・海援隊屯所跡」の碑があります。

酢屋は
坂本龍馬(1835 ~ 1867)の活動を援助していて
龍馬はここに投宿していたそうな。



酢屋の前に祭壇が設けられています。
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今日(2016/11/15)は龍馬の命日なんですね。

龍馬の誕生日も 11 月 15 日。
おなじ日なんですね。

生誕祭をするところもあるそうです。

ここでは命日の献杯。
龍馬は酒好きだったそうですから。



坂本龍馬は歴史上の偉人の中で
大衆の人気が
常にトップにランクされている人物ですが
いったい!なにをした人なのか
私にはよく分かりません。

「江戸幕府を倒そうとした人」
「倒すきっかけを作った人」としか
認識がなかったのですが。

偉人伝とか戯曲では
脚本を書く人の都合でだれでも主人公は
「清く!正しく!美しく」
タカラヅカみたいに偶像化してしまいますが
龍馬も例外ではないような。

実際には聞くたびに
やたら「カネ!金!かね!」が出てきます。

「カネ」が悪い訳ではなく
「経済」が分かっていた人かも知れませんが。

見逃せないことのひとつは
土佐藩に「贋金(にせがね)」作りを
強力にすすめていますね。

グラバー商会と雄藩の間に立って
軍艦や武器の取り引きに関わっていますね。

それらの
コミッション(斡旋料)はどうだったのでしょう。
得ていれば!莫大な金額?!

動乱期の英雄はみな
「火事場泥棒」みたいに若輩は思います。

神武天皇でも
織田信長でも
毛沢東でも
「火事場泥棒」だといえば叱られますか。

ま!その時代の「正義」が違いますからね。
今の私の倫理や道徳をあてはめても
空しいだけですが。

「正義」も「人の道」も
ときの流れの中でうつろい
変形しやすく!もろいものですから
龍馬の「正義」がどうだと論じる
能力も資格もありませんが。



酢屋の 2 階が龍馬のギャラリーになっていました。

龍馬遺品をはじめ
海援隊文書!酢屋文書等を見ることができます。

龍馬はあの 2 階の面格子の間から
舟入にピストルを試し撃ちしていたそうな。
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1867 年 10 月 13 日
龍馬は酢屋から
近くの河原町通りの醤油商の近江屋へ移っています。
11 月 15 日
その近江屋で十津川郷士に殺されたとか。
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