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西洋野菜は国賊 [小市民ぼうちぎり]

先の大戦中は異常なことが多いですね。

あの狂気はどこから湧くのでしょうね。

昭和 19 年(1944 年)には
西洋野菜の作付け禁止令が出たのだそうです。

野菜になんの罪があるの?!

西洋野菜栽培農家に
軍!警察!特高!在郷軍人会!大政翼賛会らや
その他暇なやつらが
1 日になん度も入れ代わり立ち代わりやってきて
「国賊!」とどなって
石を投げ!棒で畑を荒らしていたそうな。

戦後!その狼藉をはたらいていた連中は
恥じて!詫びたのでしょうか。

戦争犯罪者は「A級」ばかりじゃないと
私は思いますがね。



夏の盛りに
2 歳のAくんが
ビニールのプールで喜んで遊んでいました。

それを突然!おばあちゃんが水を抜いて
プールをひっくり返してしまいました。

「ぎゃあぁ~!」
怒って泣き出しました。
15 分後にまた通りがかったら
まだ!脳の血管が切れるほどの大声で泣きやまず
「水を入れろ」といっていました。

「ママにいわれていた時間を」
「15 分もオーバーしてやったのに」

おばあちゃんはパンツをはくのを拒否する孫を
持て余していました。



2、3 日後
Aくんは大きなパンツをはかされ
涙をいっぱい浮かべて
ひっくり返ったプールの横に立っていました。

いつも呼べば「は~い!」といってくれるのに
なんにもいいません。

ママが出てきて
「ずっとすねてるのよ」といいます。

その日はママが
予定時間通りにプールの栓を抜いたのですね。



おばあちゃんには
脱腸が出るほど泣いて叫んでいつまでも抗議するのに
ママには
すねてふくれているだけですね。

これ!どこかで見たような。

これ!日本の大衆!そのものじゃないの?!
日本の庶民の習性じゃないの?!
おとなになっても
Aくんと同じことをしている日本人が多いような。

正義もヘチマも蜂の頭もありゃしない!

幼児から死ぬまで
いじめやすいところには石を投げて
やさしく接すればわがままいいたい放題。
怖いところには黙って抗議しない!

それをときには集団でするから!より見苦しい。

思えば
政党の「党」は徒党を組む「党」の意味があり
「党」は元来!
悪いやつらの集団のことでもありそうです。



「昨夜!職務質問されてよぉ」
喫茶店の店主がいいます。

「おれ!おまわりは大っ嫌いやから」
「ひまわり!どけっ!暑苦しい!税金泥棒!」
「なんていって!野良犬を追うようにしっしっよ!」

そこへ「お忙しいのに恐縮ですが」と
巡査がやってきました。

「あ!はいっ!なんでござりましょう!」
店主はコーヒー茶碗を放り出し
もみ手で答えました。

そして口でいうだけで分かるのに
「ご案内しましょう」と
他人の物置かなんかを教えに
嬉々として出て行ってしまいました。

私のコーヒーはどうなるの!
サイホンは吹いているけど。
さっき「ひまわり」っていってたよね。
いうこととすることと違うじゃないの。

そういえば!
どこかの居酒屋でも同じ光景を見ましたか。
珍しいことでもありません。



そういう人間が選んだ議員は
そういう議員で!
まともな立法や行政が行われるはずがない。
なんて!生意気にも思います。

議員が間抜けなことをすれば
そういう人間を選んだのはお前だと叱られる。
じゃ!
だれを選んでいいか分からないから選挙を棄権する。
棄権したらどうして棄権したのかと怒られる。
どうしろというのだ!
なんて!
佐藤愛子もぼやいていましたなぁ。(愛子の新・女の格言)

私は投票権を売りたい。

しかし!個人に売るのもどうかと思うので
国が買っておくれ。
1 回 5000 円で!いや! 500 円でいいから。



どうも考えが行き着くところは
「国賊!」と石を投げられそうですねぇ。



(敬称略)
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