くちなしの花の香り [解語の枯れ尾花]
「くちなし」の花の季節。
このあたり
街路樹にされて久しいのに枯れずに毎年香ります。
環境がよいとはいえず
刈り込みにも耐えて!丈夫なものですね。
くちなしの花の 花のかおりが
旅路のはてまで ついてくる(詞:水木かおる)
歌謡曲の
「くちなしの花」(曲:遠藤実 歌:渡哲也)の
ここの文句が
「あ~!イヤだ!イヤだ!」と
アラフォー(around 40)の発情年増
あ!いや!くちなしの白い花のように清純な
おね~さまがいいます。
イヤなら歌わなきゃいいのに。
恋は数多(あまた)
みんな遠(とお)に忘れていたはずでしょ。
それなのに
イヤな別れを思い出す香りかしらん。
この歌の歌い出しは
いまでは指輪も まわるほど
やせてやつれた おまえのうわさ
ですが
水木かおるの原詩では
ここは 2 番だったそうですよ。
遠藤実が渡哲也にレッスンしていて
このか所で
ピアノを弾きながら泣いたそうな。
宅島徳光著/遺稿くちなしの花/から始まった
曲作りではあったのですが
それぞれ
いろんな思いが錯綜していたのでしょうね。
それではということで
その感動の大きい部分
2 番を 1 番に持ってきたとか。
遠藤実著/涙の川を渉るとき/に
「くちなしの花」の
誕生のいきさつが書いてありますが。
興味がある方はお読みくだされ。
陰暦 7 月 15 日
月光の下
井戸端
一糸まとわぬ姿で沐浴(もくよく)する妻
それを盗み見したい
そんな小説がありました。
(李清俊著/くちなしの花の香り/韓国文芸編集部訳)
なんのために?!
それは井戸端にくちなしの木があったから。
くちなしの花の香りの中には
「女性の匂い」がくっついているのだそうな。
たぶん!妻はアラフォーじゃないでしょうか。
そして!私の周囲のアラフォーの美人たちと同様
美しくて清純で可愛い人じゃないでしょうか。
そうしないと私の心の中で小説が成り立たないような。
夫は妻の裸身の中から
「女性の匂い」が消えてしまったことに気づくのです。
その「女性の匂い」をとりもどすために
妻に沐浴させようとします。
妻には友人の心の病(?)の治療のため
かれに盗み見をさせると断っておいているので
妻は他人が見ていると思って
裸になっているのですが。
垣根越しの目は
他人ではなく!
自分の夫のものとはつゆ知りません。
私には分かりません。
妻の裸身に「女性の匂い」は残存していても
夫の聞香(もんこう)が衰えていると
いいたいのでしょうか。
くちなしは日本南部や
台湾なんかが原産地の暖地性の木。
花どきは初夏。
遅咲きのコクチナシでも
7 月の初めには咲いているようですが。
陰暦 7 月 15 日は今年(2014)でいえば
8 月 10 日でしょうか。
「くちなしの花の香り」の舞台は
韓国のソウル郊外。
ソウルに適した木でもないようですが
そんなに遅く咲くのでしょうか。
(敬称略)
このあたり
街路樹にされて久しいのに枯れずに毎年香ります。
環境がよいとはいえず
刈り込みにも耐えて!丈夫なものですね。
くちなしの花の 花のかおりが
旅路のはてまで ついてくる(詞:水木かおる)
歌謡曲の
「くちなしの花」(曲:遠藤実 歌:渡哲也)の
ここの文句が
「あ~!イヤだ!イヤだ!」と
アラフォー(around 40)の発情年増
あ!いや!くちなしの白い花のように清純な
おね~さまがいいます。
イヤなら歌わなきゃいいのに。
恋は数多(あまた)
みんな遠(とお)に忘れていたはずでしょ。
それなのに
イヤな別れを思い出す香りかしらん。
この歌の歌い出しは
いまでは指輪も まわるほど
やせてやつれた おまえのうわさ
ですが
水木かおるの原詩では
ここは 2 番だったそうですよ。
遠藤実が渡哲也にレッスンしていて
このか所で
ピアノを弾きながら泣いたそうな。
宅島徳光著/遺稿くちなしの花/から始まった
曲作りではあったのですが
それぞれ
いろんな思いが錯綜していたのでしょうね。
それではということで
その感動の大きい部分
2 番を 1 番に持ってきたとか。
遠藤実著/涙の川を渉るとき/に
「くちなしの花」の
誕生のいきさつが書いてありますが。
興味がある方はお読みくだされ。
陰暦 7 月 15 日
月光の下
井戸端
一糸まとわぬ姿で沐浴(もくよく)する妻
それを盗み見したい
そんな小説がありました。
(李清俊著/くちなしの花の香り/韓国文芸編集部訳)
なんのために?!
それは井戸端にくちなしの木があったから。
くちなしの花の香りの中には
「女性の匂い」がくっついているのだそうな。
たぶん!妻はアラフォーじゃないでしょうか。
そして!私の周囲のアラフォーの美人たちと同様
美しくて清純で可愛い人じゃないでしょうか。
そうしないと私の心の中で小説が成り立たないような。
夫は妻の裸身の中から
「女性の匂い」が消えてしまったことに気づくのです。
その「女性の匂い」をとりもどすために
妻に沐浴させようとします。
妻には友人の心の病(?)の治療のため
かれに盗み見をさせると断っておいているので
妻は他人が見ていると思って
裸になっているのですが。
垣根越しの目は
他人ではなく!
自分の夫のものとはつゆ知りません。
私には分かりません。
妻の裸身に「女性の匂い」は残存していても
夫の聞香(もんこう)が衰えていると
いいたいのでしょうか。
くちなしは日本南部や
台湾なんかが原産地の暖地性の木。
花どきは初夏。
遅咲きのコクチナシでも
7 月の初めには咲いているようですが。
陰暦 7 月 15 日は今年(2014)でいえば
8 月 10 日でしょうか。
「くちなしの花の香り」の舞台は
韓国のソウル郊外。
ソウルに適した木でもないようですが
そんなに遅く咲くのでしょうか。
(敬称略)