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池上曽根遺跡の塩辛?! [猫も歩けば棒立ち]

年齢の割には頑強すぎて
ハイキング仲間から鉄人(!)と
一目おかれているおじさんに連れられて
おじさんの散策場所のひとつだという
池上曽根史跡公園にきました。


広いですね。
35,000㎡ あるのだそうな。
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池上曽根史跡公園の下に
池上曽根遺跡が眠っているそうな。

じゃ!池上曽根遺跡公園でいいのでは?!

「ぼくにそんなこといわれても!」
「なんでもかみつきますな」

そういうつもりはないのですが
ボキャブラリーが貧困なもので。



国指定の史跡部分が 115,000㎡
史跡全体は 600,000㎡ もあるそうな。

公園に整備されているのは!ほんの一部ですか。

この遺跡(もう!遺跡やら史跡やら!なにがなんやら)は
大阪府和泉市池上町と
大阪府泉大津市曽根町とにまたがっているのですね。
だから「池上」「曽根」遺跡。

発掘された木材の中に
年輪年代測定法によれば
紀元前 52 年に切り倒されていたものがあるとかで
弥生時代中期の遺跡と認定されていました。

環濠集落なんですね。
堀の直径が 300m くらいあるそうな。



高殿や竪穴式住居を復元しています。
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直径 2m ものクスノキをくり抜いて
井戸枠にしています。
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男と女のシルエットだという
大木の立柱も復元しています。



この集落では
魚を発酵させていたとか。

魚に塩をまぶすといえば
イカの塩辛を思い出しますが。

それを長期保存しておけば
発酵して魚醬ができますか。
能登の「いしり」みたいな魚醬。

原料がイワシなら「よしる」?!
ハタハタなら「しょっつる」!
イカナゴなら「いかなご醤油」!

ここはどんな魚醬だったのやら。



ん!?
「発酵」と書きましたが
「発酵」ってなんでしたか。

微生物がなんかしてなんかなるのが発酵?!

だとしたら
フツーの醤油やら
ふなずしやら納豆やらは発酵食品でも
イカの塩辛や魚醬は発酵食品じゃないのでしょうか。
自家(自己)消化ですから。

熟成という単語を使う方がいいのかな。
語彙(ごい)が貧弱ですみません。

暑いとき
無知をさらけるのはよしましょう。

この遺跡の「魚醬」を作ったらどうですか。
観光客を呼んで
みやげもの店を開設し
町おこしなんていかが。



魚から調味料らしきものを作っていたとか
男女のシンボルの立柱だとか
考古学はすごいですね。
世の人々はすごいですね。

暑い夏になりました。
私はやっぱり!立ち尽くすのみ。
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