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キリンビール工場見学 [工場見学]

JR三田駅を出たら
大きな缶ビールが待っていました。
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キリンビール神戸工場
すなわち「キリンビアパーク神戸」の
送迎バス「ラガーバス」です。

大きなポットスチルのオブジェが
出迎えてくれます。
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ポットスチルに
ハートマーク(光の反射)が見えますか。

「見える!」

見えたらすぐに恋が成就しますよ。
そしてめでたく来年の今ごろには
ポットスチルのようなおなかになっていることでしょう。
なっていなかっても!責任は取れませんが。

ビール工場の見学をしましょう。
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ここはサントリービールと同様
撮影は許されていました。
動画はだめだそうですが。

ビール!ウイスキー!日本酒!
よくまぁ飽きもせず
工場見学にいそしむ私たちですね。

キリンビールですから
「一番搾(しぼ)り」です。

最初に搾った麦汁しか使わないビールを
「一番搾り」というらしい。

その麦汁の試飲。
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ほんのり甘い。



アラフォー(around 40)のおね~さんも張り切る
試飲タイムです。

夏休みですから
こどもの見学者も多いので
ノンアルコールの飲料もたくさんあります。
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上の 4 品がビール!

やっぱり
「キリン一番搾り生ビール」は人気が高く長蛇の列。

あえて私はそれをはずして
「一番搾りスタウト」と「ハートランドビール」と
「キリンラガービール」の 3 品。
あ!ひとり 3 杯だけ許されているのです。
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お~!
朝から短い見学時間に一気に飲み干せば。

 鬼神贈余酒
  きしん われに さけをおくり
 乃言飲得仙
  すなわちいう のまば せんをえんと
 試酌百情遠
  こころみにくめば ひゃくじょうとおく
 重盃忽忘天
  さかずきをかさぬれば たちまち てんをわする

もう!単純で酔いが回るのが早い私は
たちまち!魂が天を翔け
矢でも鉄砲でも持ってこい!なんてね。



併設されているレストラン
「丘の上のビアレストラン」にころがりこみます。
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ランチしましょう。
どうぞ遠慮なく!
どんどん食べてください!自分のお金で。

ランチメニューから 1 品注文すれば
パン!ライス!野菜類は食べ放題。

もちろん私は一番搾り
じゃなく!一番安いWEEKLYランチ。
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この日はチキンでした。1026 円。

チキンは 1 分で完食して!野菜をいただきます。
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パンも食べなきゃ大きくなれませんね。
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「三田米のごはん!食べたの?!」

まだです。
スープも漬けものもないんですが。
ごはんだけというのも、、、。
みなさん!どうしているの?!

「ごはんにオリーブ油と塩をかけて」
「お漬けものはピクルスですませた」
「後は冷や水を飲んでおいたら」

なるほど。
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パンの種類が多い。
それにもオリーブ油をつけていただきます。
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おなかいっぱい。
パンは全種類食べられませんでした。



なかなか愉快な工場見学でした。
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あ!上記の即興の漢詩もどきは
陶淵明(365 ~ 427)連雨獨飲より模倣。
完全にパクリで!すみません。
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平野 町ぐるみ博物館めぐり [わが街・大阪ブギウギ]

大阪市平野区に
「平野 町ぐるみ博物館」があるそうな。
「平野」の「町ぐるみ」の
ミニ「博物館」運動だそうです。

始めたのが 1993 年だそうですから
もう 20 年以上前からのことなんですね。

平野(ひらの)郷は昔の環濠(かんごう)自治都市。
2、3 重の堀に囲まれた
環濠集落だったらしい。



わが家から一番近い
環濠集落の西の端に大念佛寺があります。
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大きな寺です。
大阪府で一番大きい木造建造物らしい。

それはともかく
この寺には「幽霊博物館」がありました。
幽霊が残して行った片袖や
掛け軸などが展示されていましたが
撮影するな!となん度もうるさいかぎり。
しませんよ!

境内で「わたの博物館」が開かれていました。
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この地には河内木綿(かわちもめん)が
主生産品だった過去があるのです。



古い商家。
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油商だったそうな。
自分の家を開放する博物館。

この家は築 180 年。
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質屋だったそうな。



ここで気がつきました。

まず「平野 町ぐるみ博物館」という運動。

これには
毎日開館しているところと
土・日・祝だけのところと
第 4 日曜だけのところとあるようです。

それに今日(2014/08/24)は
「平野 町ぐるみ 博芸・博物館」という
1 日限りの博物館も開館している日だったのです。

運よく!全部が開館している日だったのです。

先ほどの民家の開放はこの日だけかな。



聖徳太子の薬師堂の建立が草創だという
全興寺(せんこうじ)を中心に
碁盤の目のような東西南北の道があります。

ということは平野郷は寺内町でもあったような。

ともかく!その中心の全興寺へ。
ちなみに「ぜんこうじ」とにごらず
「せんこうじ」と発音していました。

境内に地獄堂。
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恐い!です。

地獄堂にくっついて
大きなナツメ(棗)の木がありましたが
幹が中途で半分に切られていました。
老木だったのでしょうか。
ナツメの木の下で育ったものには痛々しい。



あ!博物館でしたね。

境内に「駄菓子屋さん博物館」がありました。
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「やすくよき子を生む」という薬の看板。
駄菓子屋で薬が売られていた時代があったのかも。

横の部屋は。
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「駄菓子屋のおばぁちゃんの部屋」だそうですよ。

その他この境内には
「針金」やら「バイゴマ」やら「昔あそび」やら
計 8 つの展示とか遊びとかがありました。

ミニ博物館のメッカ!
いや!失礼!総本山・中心でもあるのですね。



全興寺に接してアーケードの商店街。
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この商店街にもいくつか博物館が。

「新聞屋さん博物館」はちょっと本格的。
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「大きいスポーツ品」は
横綱・曙のTシャツだけ?!
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展示は大小まちまちです。

刀の研ぎ師の人は職場を開放。
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洋装店の主人の趣味は矢立(やたて)収集。
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特売の可愛いショーツの横に展示ですね。



この日はさらに「地蔵盆」でした。
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関西で盛んなこどものための行事。

各地で開催日は違いますが
不思議な縁(えにし)で重なりましたね。

半分の「博物館」も回っていませんが
天候が急変しそうなので帰ります。

名物という「かやくこんにゃく」を買いました。
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銀杏(ぎんなん)!ひじき!ごま!人参が入っています。
からし酢味噌で食べる刺し身こんにゃくですか。
350 円。

左の金太郎飴みたいなものは
「平野郷だんじり飴」350 円。
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濡れねずみで道の駅いながわ [食い逃げ未遂]

篠(しの)突く雨!

それはあまりにも突然!
山中!里山!避難するところがありません。

すかっといいお天気ともいえなかったのですが
晴れたりくもったりだったのですよ。

引き返します。
いや!進んだ方がいいかな。
優柔不断に行きつもどりつ無駄な動きばかり。

農機具小屋みたいな壊れかけたあばら屋を見つけて
わずかな軒先に
カマボコのようにはりついたときには
すでに濡れねずみ。

しかし!
30 分もしないうちに上がりました。

降雨中も後も蒸し暑いのなんの!
顔から汗は吹き出るし
首から下はザックの中まで濡れていて!ああ。

情けなくて
たちまち乾いた路傍の石に腰かけて休憩。
朝食代わりの菓子パンの残りと
半解凍になった水を飲みます。



くたびれた傘。
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××十年前
外国の銀行に外貨預金をして
もらったもののような!詳細は忘れましたが。

いつも持ち歩いているのになぜか壊れないんです。
海辺の潮風や山岳の豪雨!
大陸の氷雨!赤道下の紫外線!等々
パートナーは猫の目のように替わったけど
この傘はいつもいっしょ。

まったく!お守りの類を持ちませんが
これが私のお守りかな。

心が疲れて
ふと!ながめてしまいました。
色褪せたぬいぐるみを放さない
幼児のような心境かも。



川と化していた小径の水が引いたので
また!歩きます。

名も知らない峠に着きました。
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明るい赤松林です。
松茸が出そうな山。

そんなこと考える余裕はありません。
また!ぽつぽつ!やってきました。

あ!?
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田んぼにいるようなカエル。
どうしてこんな山の上に。
道にできた流れを伝ってきたのでしょうか。

早くお帰り。
恐い目に遭うよ。

峠を越えたら見晴らしがよくなりました。
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北摂連山かも。

里が見えます。
よっし!頑張ってあそこまで降りて行こう。



ほどなく降りたところが兵庫県の猪名川町
「道の駅いながわ」でした。
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そば(蕎麦)の実から粉を作っています。
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ここ「食事処 そばの館」では
十割そば!
すなわちつなぎを入れずに打ったそばを
供しているとか。

体は濡れねずみなのにほてっていて
某アラフォー(around 40)のおね~さんのように
大汗をかくと眉毛がなくなるようなことはないのですが
鏡の前の四六のガマのように
そうとう変形した顔から脂汗を流しつづけているので
かき氷を食べたかったのですが
冷たいそばをいただきます。

「そば三昧」税込み 1000 円。
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みっつの味です。



この近くに有名な(?)「屏風岩」がありましたね。

対峙したことはないのですが。

雨の合い間にいそいでかけつけると
バス停の「屏風岩」があります。
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もしかして!あの向こうがそうなの?!

なんと!風情のないこと。
ごちゃごちゃしていますなぁ。

たぶん!これでしょうか。
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がっかり。

失礼ながら!情緒が感じられません。

多くの人が「がっかり」という
シンガポールのマーライオン像でも
私は「がっかり」せずにながめられる
落ち着いた精神(?)を持っているのですが
ま!威張っていうほどのことでもないのですが
そんな私ががっかり。
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蓮の実 泥棒 [手のひらを太陽に]

わが家の前庭(!)の桃ケ池に
アカミミガメが減りませんね。

むしろ!増える一方かも。

小橋を渡れば
気配を察しして
あわてて泳ぎ寄ってきて!頭を持ち上げます。
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なにかくれ!といっているのです。

こどもたちの釣り針によくかかっています。

なん度釣り上げられても
痛痒も感じないような強者(つわもの)ばかり。

リリースするからいけないのでは!?

釣り上げたものは処分したらいかが。



ばしゃ!バシャ!ばしゃ!
なにかがはねている音!

なんですか!
この池ではコイ(鯉)がよく音を出しますが。

水鳥かも知れません。

あ!?
ハス(蓮)の葉の中。
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アカミミガメがジャンプしています。
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かなり高くジャンプできるのですね!
ハスの青い実に食らいついています。
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なんでも食べるのですね。



お~い!
苦くはないかい!?

蓮の実の中の芯
新芽みたいなものがありますが
それは昔から苦いものとなっています。

 蓮心政自苦
   れんしん まさにおのずからにがし
 食苦何能甘
   にがきをくらいて なんぞよく うましとせん

宋の黄庭堅(1045 ~ 1105)の詩(荒井健注)の部分。

実を割って芽を取り出してから
調理する人もいるようですが
詩でも苦いのにうまいといっているように
そんなに気にしなくてもいいのかな。



昨年から
いくら放しても消えていたホテイアオイ。
やっぱり!
アカミミガメが食べてしまったのでしょうか。

そんな気がしてなりません。



釣り針に
アカミミガメじゃないカメがかかっていました。
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クサガメでしょうか。

まだ!古来のカメ!生きていたのですね。

いとしいじゃないですか。



(敬称略)
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都野菜でランチバイキング [たべほ!ブフェ!バイキング!]

西本願寺。
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ここも蒸し暑い。
信者でもない私が立ち寄ったせいでも
だれのせいでもないでしょうけど。

心穏やかに昼食をいただきましょう。
境内の「喫茶 紫雲」で食事ができるらしい。

ん?!
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中華丼 620 円
しょうが焼き丼 720 円
カレー 670 円
牛丼 830 円

値段はともかく
全部ホンモノの肉を使ったものばかりのような。

大本山の中ぐらい「精進」かと
一瞬!思った自分が恥ずかしい。

この宗派の正義のひとつは「血」のようです。
血脈相承(けちみゃくそうしょう)は
法や教義なんか以上に
生の「血」!
親鸞の「血」の永遠の継承?!

妻帯しなければ継承できませんよね。
ついでに
肉食も大昔から構わないのでしょうか。

でも!せめて!ひとつふたつ
野菜や海草だけでこしらえた
料理があってもいいのでは。
なんて!よそものが生意気いってすんましぇん。



東寺あたりではどうでしょう。

大汗をかきながら東寺の方に南下すれば
梅小路公園。
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なんですか!公園の芝生の向こう!
人だらけじゃないですか。

お祭りじゃありません。
京都水族館でした。

まったく知りません。
最近オープンしたのですね。



水族館の近くに
880 円のランチバイキングがありました。

バイキング!
ふらふらと入店。
好きですねぇ!自分にあきれます。

夏休みのせいか
ファミリーでごった返していますね。

空いていた端の方から
素麺と野菜を取ってきました。
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あれ!?
木製の皿といい
野菜の切り方といい
どこかで見たことがあるような。

ん?!
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ここも「都野菜 賀茂」なんですか!
京都の土地で育てた野菜
すなわち都(みやこ)野菜だけ扱う店。

490 円の朝食バイキングを食べた
拙ブログ 2014/08/15
烏丸の店の支店(?)でしたか。
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朝食よりは種類が多いですね!
880 円ですから!当然でしょうけど。
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朝食にはついていたドリンク類はありません。
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そりゃぁ!追加料金を出せばOKでしょうけど。
ケチの国からケチの普及にきた私は水ばかり。



(敬称略)
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