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里芋を煮る 朝市に隠れて [いも!たこ!なんきん!]

名月の まに合せ度 芋畑

松尾芭蕉の句だそうな。
「そうな」とは
はなはだ無責任なはなしですが
私の手元の
芭蕉の全句がのっているという本に
ありません。

最近不思議にあちこちで
この句に出会って首をかしげています。

「名月の」を「名月に」という人がいます。
「合せ度」を「あわせたき」と読む人がいて
「あわせたく」と読んでいる人もいて。
よく分かりません。

俳句じゃなくて連句の中の抜き出しかも。



なにはともあれ
「名月」の「芋」は里芋ですね。

私は洗練された都会のセンスを
まとっていると思われていますが
(思っていない人は今すぐ思ってください)
ナイショですが「芋」!大好きなんです。

ジャガイモでもヤマノイモでもサツマイモでも
なんでも好きなんですが
中でも里芋はたまらんですなぁ!ナイショですよ。

世の中には私とおなじような人もいて
味噌汁でも鍋ものでも炊き込みごはんでも
なんでもかんでも「里芋」を加えています。

そんな人の義母が大の「里芋」嫌いで
険悪な仲!
影でののしり合う嫁・姑。

「里芋殺人事件」が起きるのじゃないかと
ひそかに期待!いや!心配していたのですが
姑が病をえて鬼籍に入り!ジエンド。

な~んだ!(すみません)

今度!結婚するときには
里芋が好きかどうか確認しましょう。



コアジ(小鯵)の煮干しが出てきました。
賞味期限の切れたスルメも。

食べものの良し悪しは
他人任せ!数字任せではなく
自分の感覚で判断しろと
死んだ祖母がいっていましたから
五感を研ぎ澄まして、、、!
イケますね。
ま!数秒の検査での結論ですが。

煮干しとスルメを水に浸けておきました。

特売の里芋と
ついでにサツマイモを買ってきて
その水出しの出汁(だし)で煮ることにしました。

順調に進んで
酒と味醂と砂糖を少し入れ
あ!淡口醤油がありません。

高価だけど色の濃い
再仕込み醤油を少し入れただけで
鍋の中!真っ黒くなってしまいました。

黒い出汁を嫌う大阪人にはあげられませんが
自分で食べる分にはさしさわりがありません。

おいしくできました!自画自賛。
blogいも煮.jpg

出汁がらのコアジとスルメを
酒と砂糖と醤油(その黒過ぎる醤油)で
煮詰めてみました。
blog鯵の煮干し.jpg

スルメには煮た後に
輪切りの唐辛子をからめてみました。
blogするめ.jpg

自作の梅酒を飲んで!
先日「白鶴」の蔵から買ってきた日本酒を飲んで!
缶ビールでのどを冷ましてから!
ウイスキーの炭酸水割り、、、!
これ!もしかしてハイボールというような?!

なんか酩酊しているような。

今日!し残したことがあったような。
明日!早朝になにか予定があったような。
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