SSブログ

象のような鹿 長居公園台風一過 [桃栗残念!柿蜂の巣?]

タゴールはいいました。

「神の大きな力は
「静かな微風の中にあって
「嵐の中にはない

ヒマラヤスギの大木が倒れています。
blog61.jpg

「根は地の中の枝であり
「枝は空中の根である

その通りですが
この木は
地上部に比べて地下部は貧弱なんですか。
太い根がないような。

先日(2017/10/22)通り過ぎた
台風 21 号のせいでしょうか。

そんな大木がなん本も倒れています。
このあたりだけ風の道があったように
被害が出ています。



長居公園(大阪市東住吉区)にある
長居植物園に入場します。

「コスモス!咲いてる?!」

アラフォー(around 40)の
1 年 365 日発情している(ように見える)
ちょっと見が
美人(という人も 3 人ほどいる)の
おね~さんから
問い合わせがあったからです。

あたしゃ!長居植物園の
観察者でもスポークスマンでも
もちろん!
青テントの居住者でもありませぬ。

「HPで見たら?

「細かいことが分からない」
「家の前でしょ!見てきて」

前にあるのは桃ケ池公園!
その公園なら
スーパーサンディに行くために
ほぼ毎日!斜めに横断していますがね。

「なんのためなの?

「くかいなの!女史ばかりで」

「はぁ?!大変ですね
「タコ部屋労働とか管理売春とか
「不毛の地を耕しつづけるさだめとか?!

「だれがその苦海よ!句会です!」



あ!
blog62.jpg

鹿の糞!?
blog63.jpg

直径 5cm を越えています。

こんな糞をする鹿は
象くらいあるのでしょうなぁ。
無数にころがっています。

秋ですね。

秋なら!なにかおいしい
果実でも熟れていませんかね。
赤い実を探して歩きます。

ああ!なかなか見あたりません!秋なのに。

これはコムラサキ。
blog64.jpg

よいこは食べないように。
毒はないのですがおいしくもありません。

なんですか!たくさん!
blog65.jpg

花ですか!実ですか!?
おいしいものでもないでしょう。
カンレンボク?!

待望の赤い実です!
blog66.jpg

サンシュユの林にはどの木にも鈴なりの実。
結果!この日!サンシュユだけでしたが
こんなにはでに実があったのは。

例年!赤い衣をまとったように
実をつけているアキグミも
探さねば分からない程度。
blog67.jpg

ザクロも寂しい。
blog68.jpg

台風のせいでもないような。

たいてい目につく
柿!サンゴジュ!ボケ!サネカズラの実に
まったく出会いません。



あ!アサギマダラ!
blog69.jpg

この蝶の好きなフジバカマ。

向こうに見える日本の花は
もう終わっていますが
今は中国原産のフジバカマが咲いています。

あれ!?
忙しいのに(ウソついてすみません)
なにをしにきたのでしたやら。

コスモスでした。

みんな倒れています。
blog70.jpg

でも大丈夫!
その程度のことでめげる花ではありません。
blog71.jpg

どんどん上に向かって咲くはずです。

たわむれに吟じてみましょう。


「恋すれば 苦海も楽し 秋桜

「秋桜 苦海の果ての 薄明り

「つぎの世も 苦海に飛べよ
「浅葱斑(あさぎまだら)

「しこりあり 乳房あり 浅葱斑立つ


「とりあえずできた分!あげます!

「いりません」

竹笹見本園のところにはダリアが!
blog72.jpg

こちらは風の影響も感じられないような。


「ささげ持つ 少女の乳房 緋(ひ)のダリア

「うらむまい 生娘のまま 緋のダリア


今日は 100 句くらい行けそうです!

「もういいよ~!それ!句なの?!」

失敬な。



赤い実だらけ!
blog73.jpg

そうそう!忘れていました。
私の好きなハマナスの実の季節でしたね。

帰り花が咲いています。

バラ科です。
バラ科といえばバラ園!
blog74.jpg

秋のバラがほぼ満開。
blog75.jpg

こちらで健康的な句を作ってください。
blog76.jpg

ま!不健康な輩は私ぐらいでしょうけど。



(大きな糞?は象のような鹿のものではなく)
(シナアブラギリの実だと思います)
(タゴール詩集/山室静訳/)参照
(敬称略)
コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

さつまいもごはん 角がない?! [七面鳥六目半ごはん]

空腹でなに気なく開いた
およそ 100 年ばかり前の聞き書き
「聞き書 岐阜の食事」の
「美濃(御嵩)の食」のところに
「煮干しめし」がありました。

ああ!これなら作れますかね。
赤貧洗うが如しの日々でも
煮干しくらいはありますから。

材料は
煮干し!米!麦!たまり醤油ですか。



なんて考えていたら宅配便がきました。

山のお大尽が
「さつまいも」が送ってくれました。

雑木林の中で
サルなんかの野獣の攻撃に耐えて忍んで
やっと難を逃れたようなイモですなぁ。

ただただ!感謝をしていただかねば。



居酒屋のうるさいおばさん!
あ!いや!
美人の女将さんに呼び出されて行けば

「あじさいが枯れた」

もう!そんなこと愛人 1 号か 2 号かに
相談してください。

「あたしゃ忙しいのです。
「いもごはん!炊くのです。

「ジャガイモごはん!?」

「なんで?ですか!
「さつまいもごはんですよ。

「さいころに切って」
「イモの角が落ちないようにね」



自称・高級割烹のおじさんも呼んでいます。

「おでんのタネが少ないのやけど」

愛人 3 号か 4 号かに聞きなさい。

どうでもいいけど
大阪市生まれの大阪市育ちなら
「おでん」では父ちゃんが泣くでしょ!
「関東煮(かんとだき)」といいなさい。

「あたしゃ忙しいのです。
「いもごはん!炊くのです。

「さいころに切って」
「水にさらしておいて」
「吹きあがってひと呼吸おいてから」
「イモを入れないと角が落ちやすいよ」

ふ~ん!
みんな!さいころに切った
イモの角を気にしていますね。

角なんかどうでもいいのじゃないの?!



とりあえず
小さなさつまいもを切って
フライパンで焼いて
生醤油を振りかけて
それでビールを飲みながら考えます。
blog丸十01.jpg

初めからイモの角がなけりゃ!
落ちることもなかんべ。

さつまいもをピーラーで切ってみます。
水にさらします。

炊飯器の水加減をして
塩・酒を入れてから
さつまいもと煮干しをのせて炊きました。
blog丸十02.jpg

ああ!増えるもんですね。
blog丸十03.jpg

鳥取県八頭郡の「ねぶかめし」は
煮干しと
ねぶか(葱)の炊き込みごはんでした。

ねぎが合うのなら
青ねぎの小口切りを振って食べましょう。
blog丸十04.jpg

山のお大尽!
山の恵み!
海の恵み!
みなさんのあまり役に立たないご忠告!
全部に感謝しながらいただきます。

イモの角がなくてもおいしいですよ。



(上記図書の他)
(遠藤ケイ著/にっぽん求米紀行/)参照
(敬称略)
コメント(0) 
共通テーマ:グルメ・料理

タイガースの町でランチ [昼定食]

阪神電車にはあまり乗りません。
駅の数が多過ぎてなかなか進みません。
「特急」に乗ればいいのかも知れませんが。

あちらにもこちらにも
野球の「阪神タイガース」の宣伝があり
それに乗客も浮かれ立っていて
うざい!うざったい!うっとうしい!

あ!野球に興味はないので
タイガースを
好きでも嫌いでもないのですがね。

おなじ運賃なので
阪急電車に乗る場合が多いこのごろ。
阪神にしかない駅に行くときには
ま!しかたないことですけどね。

今日の阪神電車の車内!いやに静かですね。
早々にクライマックスシリーズの
ファーストステージに
負けてしまったからですか。
blog81.jpg

尼崎駅で降ります。

駅構内の「阪神そば」?!
blog82.jpg

「阪急そば」は有名で
店舗もよく見かけますが
「阪神そば」もあるんですね。



アーケードの商店街を歩きます。

尼崎駅と出屋敷駅の間の
10 あまりの商店街で
「元気街」と名乗っています。

阪神タイガースの
熱狂的な応援で有名な商店街です。

野球シーズンは終わったのに
「めでタイガー」が走っています。
blog83.jpg

「日本一早い!マジック点灯」の
ボードを持っているので有名ですが。

マジックナンバー 143 (来季の総試合数?)とか
持っているのかと思いきや!
blog84.jpg

平凡な文句のボードですなぁ。

ところで「めでタイガー」って
どんな動物なんですか。



明るい「豚まん」の店舗がありました。
blog85.jpg

「豚まん」は
江戸のことばでは「肉まん」でしょうか。
かの国のことばでは
「包子(ぱおず)」でしたか。

あ!最近
「習包子」という単語が
ニュースになっていましたね。

「習包子」
いっても書いても政府の手が回り
消されるそうですよ。

「習」とは隣国の
皇帝を目指しているというエラい人の名。
その人のあだ名が「包子」でしたか。

先日!日本の世間は
衆院選で騒いでいましたね。

日本の代議士も
腐った「豚まん」か
「肉まん」みたいな顔の人ばかりですね。

権力を握ると
どうして!ああも
傲慢な容姿になるんでしょう。

他の国のことは知りませんが
日本に民主主義はありません。
あればあんな「豚まん」顔にはなりません。

あ!こんなこと書いたら
あちこちの!日本やかの国の政府のイヌが
かみついてくるんでしょうか。

閑話休題。

「手作り豚まん専門店 龍福 尼崎店」で
ランチしておきます

麻婆豆腐定食(税込)500 円。
blog86.jpg

豚まんは食べませんでしたので
逮捕しないでくださいね。



黄金の鳥居が下がっていますが
なにか寂しそうですね。
blog87.jpg

七福神ドームは健在。
blog88.jpg

NHK Eテレのアニメ
「忍たま乱太郎」の原作者の
尼子騒兵衛(女性です)作画。
blog89.jpg

ちなみに画伯は尼崎出身なのに
タイガースファンではなかったそうな。
どこかでお姿を拝したとき聞いたような。

なかなか長いアーケード街です。
blog90.jpg

どハデな神社(?)ができていました。
blog91.jpg

来恋夢(くるむ)神社?!
なに語なんですか。

神社(?)兼公衆トイレらしいです。

ここはわが町の商店街より
食品が豊富で安価ですね。

おじさんたちが
競うように買っていたから揚げ。
blog92.jpg

400g はないですが
これだけの量で(税込)216 円。

手羽元でしたか。
骨がしっかりありますね!はは。
でも!今夜の酒の肴には十分ですが。



(敬称略)
コメント(0) 
共通テーマ:グルメ・料理

台風の夜のとん蝶 [食い意地]

朝から強い雨が降っています。
台風 21 号が向かってきているそうな。

今日(2017/10/22)は
初夏に植えた稲(拙ブログ 2017/06/18)の
刈り入れの日と聞いていましたが
この天候では中止かも。

おなじ苗を植えた
わが家の稲も
刈り入れる時期なんでしょうか。
blog1.jpg

古代の黒米でしたが
穂(もみ)はそんなに黒くはないですね。
blog2.jpg

古代米の特徴なのか背丈が低過ぎます。
もっとも!わが家だけのことかも。
無肥料の放任栽培ですからね。

こんなに背丈が低いと
風の被害が少ないのでは?!

周恩来が興味を示したという日本作出の
「台風よけ稲」といわれる「瑞豊」は
「晩稲(おくて)」の種?!

背丈の問題ではなく
台風の季節が過ぎてから
穂がはらむようにした品種でしたか。

日本の台風には「水害」がつきもの。
冠水に強い
「水くぐり」なんて稲があったそうですが
品種名なのか通称なのか知りません。

茎や稈が長かったのかも。
太くて丈夫だったのでしょうね。



今日は
たくさんの行事や企画があるようでしたが。
精神が軟弱なので
京都や奈良の奥地へのお誘いは敬遠して
神戸方面に出かけるつもりでしたが
電車に乗ると
「台風のため」
「途中で運転を打ち切ってもごめんね」
なんてアナウンスしています。

電車が打ち切る前に
もう!帰ります。

滅入った心にカツを入れるには
「米」ですね。
「米」が「力」だと
柳田國男がいっていませんでしたか。

第一に「力餅(ちからもち)」を
あげていましたが。

この「力餅」というもの!
なかなか奥が深い。

峠の茶屋から
正月などの行事や
分娩から墓掘りまで
この名前の餅があるのですね。

「力飯(ちからめし)」もあるのは
分かる気もしますが
「力米(ちからごめ)」という
単語も採集しています。

生米をかじるだけで「力」が湧く?!
日本には貧しい地方も多かったのです。



そんな訳で「力」のもと
「ごはん」を買って帰りました。

「御菓子司 絹笠」で
餅米の白蒸しの
「とん蝶」(税込 350 円)です。
blog3.jpg

大豆や塩昆布や小梅が入っています。
これは七味とうがらし入り。
blog4.jpg

赤飯を芯にした
「赤飯まんじゅう」(税込 140 円)も。



峠の茶屋のこと

「力を出してもう登ってしまったところに
「今さらなんの力餅だ

なんて面白いことを柳田は書いていますね。

先日!神戸のフジッコ本社で
「大豆」の講義を拝聴しました。

大豆は完全食品ともいえる
大変な数の栄養素があるのだそうですが

「食べても!
「それを取り入れられる体調がないとね

なんて講師がいっていましたが。
病人や
消化能力が欠如していると
なにを食べても投与しても
「力」が出ないことは自明の理なんですが。

なぜかおかしくて
だれも反応しないのに
あのとき!ひとりで笑ってしまって
すみませんでした。

どうして「峠の力餅」で
こんなこと!思い出したのでしょう。



台風!
ホントにやってきているのでしょうか。
いやに静かなんですが。

森羅万象!悪も良も正義もない!
災害のいい点は
塵芥を洗い
スクラップ&ビルドを進める!と
みなさんのメールに返信して
総スカンを食った夜です。

不謹慎な発言!すみませんでした。

ただ!土建屋さんたちは
そうだと肯定してくれましたが。



(柳田國男著/米と力/参照)
(敬称略)
タグ:柳田國男
コメント(0) 
共通テーマ:グルメ・料理

武庫之荘 ゆず お母さんの味格安 [昼定食]

午後 1 時過ぎ。

阪急・武庫之荘駅(兵庫県尼崎市)の
駅前をさまよえば
たぶんお客の自転車に囲まれている
飲食店らしい店がありました。
blog01.jpg

「ゆず」ですか。
なにをひさいでいるのか
一瞥だけでは分かりません。

「日替ゆず定食」の
ボードだけが掲げられています。
blog02.jpg

「500 円」!?
「お母さんの味。めちゃうま。」
「めちゃボリュームたっぷり!!」

いいじゃないですか!
私好み!金額が!
まさか「柚子(ゆず)」尽くしの
膳ではないでしょうね。

わ!ごみごみしていて
客が詰め込まれている感じ。
おばちゃんが 3 人働いています。

カウンターに着いたら
なにも聞かれない!いわないのに
いきなり!豚トロの焼いた皿が!

そっか!メニューはないのですね。
「日替ゆず定食」だけなんですね。

着席して 1 分もしないうちに
定食!そろいました。
blog03.jpg

なかなか豪華ですね。
長芋の入った酢のものだけで
私はごはんが食べられそう。

お母さんの味!なんですか。
おいしい。



しかし!荷物をあちらに置け!
いや!下に置け!
イスを寄せろ!いや前に引け!
ま!せわしないこと。
午後を回っているのに
客が押しかけてきているからなんですね。

ちんたら!ちんたら!食べている人は
早く切りあげればいいのにと思いながら
6 分で食べてしまいましたよ。

お茶が飲みたいのですが。
お茶はお客が各自
勝手にどこからか持ってきています。

こんなちんたら
おじさん!おばさんをかきわけて
お茶の段取りは無理です!
お育ちの関係から(?)
私にはできません。

税込み 500 円なのにフルーツも。
柿がついていました。

お~!
われは石田三成に化身して
のどの渇きは柿でうるおして行こう!

ま!そんなバタバタを差し引いても
結構なランチでした。



あ!?
三成は柿を食べなかったのですね。

死刑の直前に
のどの渇きを訴える三成に
柿を差し出したところ
「痰の毒にあたったら困る」と
答えたのでしたか。

われもなりたや!三成に。
コメント(0) 
共通テーマ:グルメ・料理