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女夫饅頭 出雲 長谷鉄道跡 [町道!街道!眠り未だ足らず]

近鉄・大和朝倉駅から長谷寺へ向かいます。

初瀬川沿いの道をさかのぼります。
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が!
伊勢街道の初瀬道を歩いているつもりですが
はたして!?

横の国道 165 号線の方が立派(!)ですから
そちらが伊勢街道なんでしょうか。
第一!初瀬道を「はつせみち」と読むのか
「はせみち」と呼ぶのかも分りません。

宮脇俊三編著/鉄道廃線跡を歩く/や
日本鉄道旅行地図帳/に
長谷鉄道(初瀬軌道・初瀬鉄道)の単語があります。

桜井~初瀬間 5.6km とありますが。
どこを走っていたのでしょうか。
桜井~長谷寺間を歩いた私の感じでは短いような。
ん?!
たぶん!長谷鉄道と並行して走っている現在の近鉄の
桜井駅~長谷寺駅間が
5.8km とありますからそんなものですか。



雄略天皇の泊瀬朝倉(はつせあさくら)宮跡と治定されていた
白山神社を過ぎ
ん!?
「出雲の流れ地蔵」さま!
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出雲?!地名なんですか。
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十二柱神社がありました。
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狛犬をそれぞれ 4 人の豪力男が支えています。
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野見宿禰(のみのすくね)の墓所らしい。
あの伝説の相撲の祖といわれている人?!

山陰の出雲の人じゃなかったのですか。
それに墓所は播磨の国
赤とんぼの里・龍野で参拝したことがありますが。

土師臣(はじのおみ)の姓を与えられ
埴輪(はにわ)を作出したらしく
大阪は藤井寺市に土師ノ里の名が駅名に残っていますが。

それらがそっくりこの村のこととして
伝承されているのですね。



ほどなく長谷寺が見えてきました。
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9 月の門前町は閑散としています。

「やまとびとのこころの店」で
「女夫饅頭(めおとまんじゅう)」をいただきます。
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酒まんじゅうでしょうか。
あん入りの白い生地と
おなじくあん入りの赤い生地を重ねて
ふたつの間にもあんを入れて蒸しています。

女夫饅頭の歴史は古く
文献でさかのぼる限り 270 年前には
長谷寺の近くの黒崎村で
なん軒もが店頭で蒸していたようです。

半世紀前にすでになくなっていたまんじゅう。
最近!街おこしに復興させたようです。

冷たいコーヒーとセットで 900 円でした。



(敬称略)
タグ:廃線
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