苦瓜ジャージャー麺

奈良のお大尽から
ゴーヤー（苦瓜）がたくさん届きました。

唐突に！
ジャージャー麺を想像してしまいました。
私の見たジャージャー麺は
どれも胡瓜がのっていましたから。
ゴーヤーの緑色が胡瓜と重なったのかも。


橋本千代吉著／火の車板前帖は
昭和20年代の終わり頃
詩人の草野心平がやっていた居酒屋「火の車」の
顛末を書いています。

その中に
「心平うどん」
「じゃじゃどん」
「心平流スパゲティミートソース」
「ジャジャン麺」
なんかの単語が出てきます。

どうも！同一料理のようです。

レシピは書かれていませんが
味噌と胡麻油とにんにくなんかの単語が出てきます。
大陸に住んでいたことのある草野心平が
かの地のジャージャー麺をヒントに
うどんで作ったのじゃないでしょうか。

では私も。

100ｇ78円の豚肉の細切れを粗く切り
胡麻油で炒めます。
ミンチでなければいけない！という決まりはないですよね？！

みじん切りのにんにくと生姜を入れて
日本酒を振り
豆板醤と甜麺醤（てんめんじゃん）を加えます。

干し椎茸とゴーヤーを炒め合わせてから
干し椎茸の戻し汁を入れ
田舎味噌を加えて少し煮詰めました。

仕上げに
いつもの悪いクセで
マンゴーチリソースとタバスコと
島唐辛子エキスとハバネロエキスと！等々。
辛いものを思いつくまま。

さらに胡麻油を振って肉味噌の完成。

うどんの上に
スライスして湯通しして冷ましたゴーヤーを並べ
ゴーヤー入りの肉味噌をかけました。