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ダリアの馬見丘陵!つぶてに打たれて [町道!街道!眠り未だ足らず]

JR・王寺駅を出ると
左右に近鉄の王寺駅と新王寺駅がありました。

新王寺駅の方に歩いてしばらく歩けば
空が大きくなって大和川の土手の上に出ました。

お!
狩りをしている鳥が。
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シャドウフィッシング!
すみません!いい加減なことを口走って。
学問的な名前は知りませんが。
羽根を広げて影を作り
小魚を呼び寄せて漁をしているようです。


あ!こんな中流の下の方あたりでも
潜水橋があるんですね。
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洪水時には沈んで大禍が通り過ぎるのを待つ橋。

ごん!
げっ!
頭をたたかれました!
ん!?
糞?!

あいつかぁ!
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果物を食べた糞だったので
そんなに匂いませんが。
くそ!文字通りくそっ!
最寄りの施設におじゃまして
帽子をトイレの石鹸で 15 分も洗濯して
ザックの背中で干しながら歩く羽目に。



馬見丘陵公園の看板の前にきました。

「うま」が「み」ると書いてなんと読むのでしょう。

後で役場の人に尋ねたら不思議そうな顔で
「うまみ」と読みます!と答えてくれましたが。
悩むことはなかったですね。

緑道がほぼまっすぐ伸びています。

ばらばらばら!
げっ!痛い!無茶苦茶痛い!
またしても頭に落ちてきたものがあります。

あれ!?
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どんぐり!
クヌギですか!大きなどんぐり。

ああ!横から見たら
どんぐりなんかの樹木におおわれた道が
1km ばかりつづいています。
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広く開けたところに着きました。
大きなテント(?)がありました。
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イベントのために建ててあるのか
常設なのか!知る由もありません。

「馬見フラワーフェスタ」(2013/10/05 ~ 20)開催中。
そのメイン会場でしょうか
花苑とダリア園が妍(けん)を競っていました。
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ダリアは 120 種。
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花より色気!いや!
団子の私にはそんなに感激もないのですが。
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あ!そば(蕎麦)!
ピンクのそばの花。
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中国の雲南省かネパールか原産のそばの花に
赤いものがあったような。

私は白い花が広がる畑に感傷的になりますが
最近はあちこち観光用にかどうか
ピンクのそば畑が目につきますよね。

このイベント時だけなのか
薪で焼いていたピッツァの店がありましたが
1 枚 1500 円なら悲しい身の上では手が出ず
5 個 350 円の柿をランチにします。
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園内の通路にトンネルが。
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トンネル内にベンチがあるんですね。
雨天時には重宝しますね。
いつかハイキングのときに憶えておきましょう。

この馬見丘陵は古墳群なんですね。
境界が複雑にからんでいる広陵町と河合町にまたがり
南北に長くなっています。
とても広域です。

乙女山古墳の前の木製の遊歩道。
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こんな道に感激する
ハイキングの相棒の
アラフォー(around 40)の発情おばさん
いや!恋多きおね~さんを
連れてきてあげたらよかったですね。

ま!行こうといえば「行かない」というし
黙っていたら「声をかけなさい」というし!
扱いにくいお年ごろ!
更年期障害でしょうなぁ。あ!ナイショですよ。

ん!このまま林の中に入れば
またしても!頭にばらばら!
聞いていたの!ごめんなさい。
風に落ちるどんぐりのつぶてでした。

このあたりの古墳の堀にもアカミミガメだらけ。
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ああ!悲しい景色。
唐突に
高村光太郎の「山麓の二人」がよみがえります。

  のがれる途(みち)無き魂との別離
  その不可抗の予感
  ――わたしもうぢき駄目になる

なんとかしなけりゃ!
日本はもうぢきダメになる。



復元している古墳がありました。
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ナガレ山古墳。
東半分は造営時のように。
西半分は土でおおっています。
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さらに南下するとかぐや姫でしょうか。
広陵町の竹取公園のモニュメント。
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ここが竹取物語の舞台だと広陵町はいいたいようです。

公園に植えられている竹が
かぐや姫の生まれた竹の種類なのでしょうか。

かぐや姫は身長 3 寸(約10cm)ほど。
でも!その身が入る節を持っている竹はそうないのでは。
もちろん!物語が成立した時代には
モウソウチク(孟宗竹)の存在は知らないでしょう。

上田弘一郎著/竹と日本人/には
マダケ(真竹)だと考察がありますが。

植物学では
マダケも日本原産かどうか疑われていなかったですか。
もしそうなら!
マダケはいつ日本に定着したものでしょうか。

それより前
かぐや姫を発見した竹取の翁とはなにもの?!
「竹取」という職業とはどんなもの!?
1000 年以上前の「竹取」という職業。

籠なんか作っている職人なら
「竹細工」とかなんとかいうでしょ。



竹取公園から西に歩けば
歩道!?
幅員のある立派な歩道
「かつらぎの道」が南に延びています。
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すごい歩道ですねぇ。

香芝市に入ってもつづいて
ほぼ他の道!特に車道とは立体交差。

私が歩いた感触では 2km 近くあるのでは。

こんな緑の木々の中の公園のような歩道。
考えた人はエラいですねぇ。



(敬称略)
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