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般若寺はコスモス日和 [みんなで歩けばこわくない]

いいお天気です。
年中咲かそうと思えば咲かせられるコスモスですが
やっぱり!秋桜!
コスモスは秋の空に映えますよね。

今月の仮面(素性を明かさなくてもいい)ハイキングは
奈良の秋を訪ねます。
コスモスを探します。

近鉄・奈良駅に集合。
駅前の行基さまに手を合わせてから出発。

こんなハイキング日和ですから
大勢集まるんじゃないかと
前日!相棒の
アラフォー(around 40)のお色気過剰お局さまと
心配していたのですが
意に反して 20 人を切っていて!そうでもないですね。

お天気がいいので
みなさん!それぞれ行楽に運動会に忙しいみたい。

奈良女子大学記念館から聖武天皇陵に回ります。
このあたりはほとんどの人をなん度か案内していますが
今回初めてきた
アラフォーのおね~さんがふたりいますので
また!長々と口角泡を飛ばし説明。
ひんしゅくを買いながら先に行くべぇ。



黒髪橋。
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大仏鉄道のトンネルのあったところ。
トンネルの山を崩して道にしてしまいましたが。

大仏鉄道!だれも知らないですか。
100 年前に走っていたのですが。
今日の最高齢のおね~さん!乗っていませんか。

「あんた!私!まだ 75 歳やでぇ」

失礼しました!ほんと!少女みたいですね。

「がははは」

喜ばないでください!お世辞です。

黒髪山は万葉集にある由緒ある山なんですがね。

  ぬばたまの黒髪山の山草(すげ)に
  小雨ふりしくしくしく思ふ

  ぬばたまの黒髪山を朝越えて
  山下露に濡れにけるかも

今は崩されたり!
また奈良ドリームランドの廃墟を抱えたり!寂しいね。

ぐるっと回って坂道を上り黒髪橋を渡り
能楽の原典!翁舞伝承の奈良豆比古神社へ。

境内の大クスノキに感動するのは女性陣だけ。
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ほとんどの男たちは見向きもしない。
なんなのでしょうね!この温度差。



コスモスの般若寺に入ります。

ああ!おいしそう!秋になってお肉が増えましたね。
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「どこを見てるのよ!花を見なさい!」

叱られたのでいつもの年増の方にすり寄ります。
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「早く撮って!」
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シャッターを切るたびに風に揺れて
コスモスの花びらが年増の前にくるじゃないですか。
これはここの仏さまのお慈悲かな。
顔のしわを隠すかのように。

「もう!いい!」
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怒っちゃや~よ!



般若寺の前の植村牧場へ。
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もしもし!ご機嫌いいようですが!
おっぱいの競争なら
仕切る前から負けているのでは。

「だれがそんな勝負するもんか」
「しぼり立て!飲もうよ」

いいですね!珍しくおごってくださるなんて。

でも!
私は生乳を飲むと 10 回に 1 回くらい
おなかがごろごろになることがあるんですが。
もし!そうなったら
あと!このだらだらばらばらの集団!だれが引率するの?!

生乳はやめようよ。

「ソフトクリーム(350 円)にしなさい」

75 歳の刀自(とじ)が
私たちにおごってくださいました。

先ほど!少女みたいとほめたからかな。



東大寺の裏手に講堂跡があります。
大きな礎石が並んでいます。
その石に座ってランチにしましょう。

いたるところに散らばっている鹿の糞が
石の上にはまずありませんから。

遠くで角を突き合っている音が聞こえます。
オス鹿は命をかける季節。

メスやこどもの鹿が寄ってきましたね。

おね~さま方!少女にもどっていただきましょう。
キャベツを持参してきたので鹿にあげてください。
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きゃっきゃっ!と
おとなの色気を捨ててかまびすしいこと!はは。

私が奈良公園にくれば
いつも確認する竹を抱いたムクロジ
見せておきましょうか。
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ここも女性ばかりが感心してくれました。



時間があるので
観光旅行者が群がる奈良町を歩きます。

奈良町という行政地があるわけじゃないのですがね。
世界遺産の元興寺の
門前町として栄えた区画でしょうけど。

たまにはプチツアーするのもいいのでは。

あああ!
なにしてるんですか!
発情していないときにはなんか食べてる!?

「大仏プリン!」
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そりゃ!分かっていますが。

ひと口ちょうだい!

「いや!これ大好きやから!」
「買いなさい!これ(小)で 350 円だよ」

いいわい!大(800 円)を買うから。
ま!もったいないから買いませんがね。

もちいどのセンター街から
ひがしむき通りへ
近鉄とJR駅までの道順が分かりやすくなったので
なしくずし解散です。
タグ:廃線
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