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四天王寺のどやどや 見物人も寒行 [わが街・下駄ばきドドンパ]

四天王寺に入山します。

南大門の東にある門からですが!
なんという門でしたか!
失念していますが!
いや!名前がありましたか!?
書いていてよく分からなくなりましたが。

なにやらきな臭い。
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「とんど焼き」ですか。
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仁王門の前で
正月の飾りものやしめ縄を燃やしていました。
強風注意報が出ていたような。
だれもいませんが!大丈夫なんでしょうね。

今日(2017/01/14)は
元旦から行われていた
修正会(しゅしょうえ)の結願の日です。

国家安寧やら五穀豊穣やらの祈願でしょうけど
正月に行うから修正会というようです。

この日に善男善女が
「どやどや」と呼んでいる行事もあります。
「裸祭り」です。

亀の池の石舞台の北の
六時堂で行われるのですね。
私が着いたのは午後 1 時でしたが
祭りの始まるのは 2 時 20 分だそうです。

しかし!亀の池の周囲には
バズーカ砲みたいな高価なカメラを
なん台も携帯している自称・カメラマンだらけ!
ギンバエのごとし。

天気晴朗ながら強風吹き荒れています。
体感温度は極地なみ。
ギンバエ(失礼!)は強いのぉ。

帰ろ。
と!一度は思ったのですが
北鐘堂のそばの
和労堂(無料休憩所)の中があったかかったので
イスに座ってうつらうつら。



2 時 20 分!出動しますか。
といっても!
どこもかしこも人の後ろ頭だらけ。
六時堂の西の隅のきゅうくつなところを確保。

まず園児たちが石舞台を渡り出しました。
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ここからは頭だけしか見えませんが
六時堂に上がって行きました。
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あ!園児たちも裸なんですね。

園児たちは
10 分も経たないうちに退場してしまいました。

それからが長い。
大勢の人が静かに!
ホントに静かに待っています。
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強風は止まず!
口をきくのも
おっくうだったのかも知れませんが
これは行(ぎょう)なのかも。
見学者に科せられた寒行かも。

ゆうに 30 分は超過。



15 時 7 分!やっと
ふんどし姿の高校生が現れました。
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こちら西側は赤いふんどし。
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あちら東側は白いふんどし。
昔は西が漁の村人!
東が農の村人だったともいわれています。
今はそんな参加者もいなくなったので
四天王寺系列の高校生が担っているのですね。

亀の池を回ります。
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石舞台を渡って六時堂に向かいます。
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六時堂の前で舞う冷水をかぶります。
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肌と肌がこすれて傷を負わないためだとか。

六時堂の中では
魔よけの護符(牛王宝印)を
奪い合っているようです。
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江戸時代には護符を
柳の枝につけてまいていたようです。
しかも戌の刻(午後 8 時)過ぎてから。

今は軟弱(?)になって
昼間に行い!柳の枝なしの護符らしい。
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遠くから見ていてもよく分かりませんがね。
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景気よくまかれている水だけは見えますが。
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入場のときと同じコースで帰って行きました。
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若ものに混じって頭髪の薄い人は高校の教員?!
先生も大変だぁ!



1 時間 15 分も立ち尽くしていたら
寒風でカメラを持つ手に感覚がなくなり
足が硬直してしまいました。
立っていてしびれが切れるとは!?
めったに出会えない経験でした。

元三大師堂を拝してから
乾門(いぬいもん)から出て行きます。

元三大師堂周囲の墓苑が
妙にすっきりしているような。
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たくさんの無縁墓を片づけたような。

まだ無縁墓のような墓石は
あまたありますけどね。
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