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雨の竜王渓 九度山でミュージカル [みんなで歩けばこわくない]

3 月になりました。
朝から雨が降っています。
メンドくさいですね!
今日のハイキングはやめましょうよ。

「やめません!」

わがハイキング仲間の中で
鉄人の異名があるおじさんが返信してきました。

鉄の意思がありますね。
では!約束通りお供しますか。

ふたりで南海・高野線に乗り
単線の山岳路線に入れば
ますます雨脚が強くなってきました。

紀伊清水駅から国城山(くにぎさん)に登るのは
あきらめましょうよ。
この天候で玉川峡に抜けるなんて無謀です。
国城山の往復さえも 3 時間はかかりますよ。

と!もたもたいっているうちに
紀伊清水駅は通過!九度山駅も過ぎて
やっと!高野下駅で腰を上げ!下車。
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単線の行き違い。
どちらにも乗降客は私たち以外だれもいません。
駅員もいません。

雨音が激しいホームの屋根を支えている柱は
みんな古いレール。
すべて大昔の外国製品らしい。

駅の下は丹生川。
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とりあえず!川沿いを下りましょうか。



寂しい渓谷の
しかも冬枯れのままなのに
水際のあちこちに男女が談笑しています。
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雨の中!焚き火もいくつか。
冬のキャンプファイア!?

あ!今日(2015/03/01)は解禁日でしょうか。
アマゴかヤマメの。
釣り好きには雨も嵐もないですね。

丹生川橋梁をくぐって。
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竜王渓遊歩道がつづきます。
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森林鉄道跡でしょうね。



九度山町のまちなかに着き
真田幸村ゆかりの真田庵に寄ってから
慈尊院への案内板に従うと
広い芝生のあるところに出ました。
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初めて見る建てものですが。
「道の駅 柿の郷 くどやま」とあります。

スーパーみたいな産直市場が。
和歌山ですね。
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梅干のコーナーが広い。



横の九度山文化スポーツセンターの
「トーク&ミュージカル」に入場。

3 部に分かれた大きな催しでした。
九度山町主催とか。

2 部に「忍たま乱太郎」の作者の
尼子騒兵衛画伯が出演。
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いつまでも私の脳裏には
アラフォー(around 40)のおね~さんの
イメージしかないのですが。
ま!そこそこに年令が!あの!ま!失礼ですが。

3 部の
太鼓X歌劇「将星☆真田幸村」in 九度山は
大坂城落城を願う淀殿という新しいストーリィと
太鼓が走り回る斬新な演出のようでしたが
舞台が狭すぎるのか
舞台の下で演じるばかりで
私は出演者の束ね髪しか見えませんでした。

終わった後のカーテンコール。
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このとき舞台に上がった出演者を見たぐらい。
大きな舞台のある芝居小屋でみたいもの。

ここで幸村茶というものをいただきました。
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柿の葉と茶葉のブレンド茶。
九度山町が販売しているものかな。
観覧無料の上!お土産まで配って
九度山町の大盤振る舞い!大変ですね。



持ってきた芋焼酎とお茶で空腹を少しおさえて
雨中でも世界文化遺産の慈尊院を目指す
鉄人の後を追います。

慈尊院の乳房がついている絵馬の下にある
弥勒(みろく)石。
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この石をなでると
本尊の弥勒菩薩と縁が結べます。

空海の母が化身したというご本尊です。

長い石段を上がれば
おなじく世界文化遺産の
丹生官省符神社(にうかんしょうぶじんじゃ)です。
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だれもいませんね。
寒い雨の中ではね。

もうひとつだけ石段を上りましょうか。
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無住とはもったいない勝利寺。
空海が高野山より前に建立したといいますが。

勝利寺の境内に
紙すきの勉強ができる紙遊苑があります。
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元は勝利寺の庫裏(くり)だったのかな。
どことなく懐かしいようなにおいを感じながら
雨音を聞いていました。



(敬称略)
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