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鶴見橋があった街 たこ焼き5個100円 [わが街・大阪ブギウギ]

地下鉄・花園町駅を出て
鶴見橋商店街(大阪市西成区)の
アーケードを西に歩きます。

まっすぐ 1km ばかりつづいています。
長いことでは
大阪では天神橋筋商店街の次にランクされるのかも。

たくさんの自転車!?
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繁盛していますね。
大きなスーパーマーケットは「越前屋」!?
他では聞きませんね。
この町だけのスーパーでしょうか。

「値段」だけ見ると
私がいつも行っている「業務スーパー」や
「スーパー玉出」や「サンディ」と変わらないような。

昼食時刻を過ぎていますね。
私の好きな安そうなランチがあるじゃないですか。
「雲隆」?!
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「隆」が法隆寺の正式文字(?)の「隆」?!
「隆」の字の中の「生」の上に「一」があります。

中華料理とありますが台湾系の料理らしい。
聞きなれないことばが飛び交っています。

麻婆豆腐定食(税込)580 円。
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私にはもう少し辛味が強くてもいいかも。
ま!おいしかったですよ。

そういえば!この町には
台湾系やら韓国系やらの店が多いような。
気のせいかも知れませんが。

路地に入れば。
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大衆演劇の鈴成座は健在。



アーケードは一度
大きな道(なにわ筋)横断で途切れます。
なんですか!?
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交差点の空中の鉢巻き?!

阪神高速道の高架に当たって商店街は終わり。
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高速道路が南下して
住之江区に入って大和川へ向いていますね。
ここが十三間堀川(じゅうさんげんぼりがわ)の跡!?

運河を埋め立てて!上を高速道路にしたのですね。
住之江区にわずかな川の痕跡がありますが。
拙ブログ 2012/05/16

この十三間堀川に架かる橋があったのですか。
橋のまわりには鶴がたくさんいたそうな。
だから橋の名前が鶴見橋。
この地や商店街の名前の源でしたか。

さらに西に進んで横断する道は大阪市電・三宝線跡。
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大阪市の芦原橋と堺市の湊ノ浜を結んでいたようです。

その向こうが南海・高野線。
津守駅が見えます。
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高野山に向かうとき
難波から「こうや」号なんかに乗るので
高野線の認識がいい加減なのですが
そのときの難波から岸里玉出(きしのさとたまで)までは
南海線(本線)なんですね。

高野線は岸里玉出で南海線(本線)と
X字に交差しているのです。
汐見橋が高野線の起点ですが
汐見橋・岸里玉出間は盲腸線扱いなんですね。

今!この間は 1 時間に 2 本しか運行がありません。



寂しい高野線の向こうには広大な緑地があります。
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雑然とした!
おせじにも美しいとはいえない公園です。
ここが大日本紡績の工場跡地。

往時には
津守駅には人があふれていたようです。

鶴見橋は工場が架けた橋だったのですね。
商店街のにぎわいもすごかったことでしょう。

にゃんこがたくさんいます。
にゃんこが秋風の中!悠然となにかをみつめています。
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明日が見えますか。

にゃんこに視線の先には。
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「あべのハルカス」がありました。



鶴見橋商店街へ引き返します。

とある路地に入ったら
たこ焼き 5 個で 100 円の小さな紙きれ!?
(屋号は確認できていません)

「中で食べて行きなさい」と
十分に年をお召しのやさしいおばあさん。

狭い店の中には老人客ふたりがへべれけ。

じゃ!私もビール(風のもの)を。
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たこ焼き 200 円分 10 個。安いですねぇ。
「のどごし生」250 円。

3 人の老人を相手におしゃべりにはなしがはずんで
いい気持ちになりました!昼寝がしたい。

あ!?
3 時からの打ち合わせのためにこの町にきたのでした。

大変だぁ。
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キャンプの終わりのお好み焼き [こな(粉)もん]

大昔のワープロ打ちの紙が出てきました。
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「アウトドアで」
「なにか作って食べたい」という問いに
いちいち答えるのがメンドくさいので
書いていたのですね。

こんなものが(特にバーベキューでは)考えられますので
この中から
お好きなものを段取りしなさい!ということ。

「小麦粉」なんてものも。
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たいてい!食料があまります。

個々の材料をひとりなんグラム食べそうかという
考えが希薄なんです。
大袋でどんどん買ってきます。

特に宿泊を伴うようなときには
中途半端な材料が多く残ります。

最後にそれらの処分が待っています。
捨てないで。

全部きざみます。
肉も野菜も菓子もくだものもきざみます。
乾物はもどして
干ものは軽く火を通して。

全部小麦粉と混ぜて
特大のお好み焼きを食べておしまいにしましょう。

といってきました。



しかし!
実際に私自身が行った記憶がないような。
エラそうにいっていて!すんまへん。

私たちはケチというか
貧乏過ぎるというのが
正鵠(せいこく)を射ているのか
最後の方には
食料が足りなくなるキャンプばかりでしたね。



わが家の冷蔵庫も
昔の野営の終わりごろのように食料が欠乏。

でも!小麦粉(お好み焼き粉)はありますね。

賞味期限も切れて
中途半端に残っているものばかり。
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パン粉!てんかす(揚げ玉)!白玉粉!乾燥おから!
きな粉!乾燥あみえび!打ち豆!

なんでしょう!?
高野山土産の粉豆腐?!
乾燥おからによく似ているような。



打ち豆はもどしてから
他のものはそのままみんな混ぜました。

打ち豆のもどし汁と
昨年からある酒粕をたっぷり溶いた日本酒で
ざっくりねってみます。

これまた昨秋の干し柿を切って入れ
ミイラ化する直前の生姜をおろして加えて
ニラを混ぜ合わせました。

だし醤油を少々。

オリーブ油と胡麻油をしいて
焼きました。
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口直しにはレモンの古い塩漬けです。



食べられます。はは。

結構好きかも。

ま!好みは別れる味でしょうね。
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天王山で刺された! [みんなで歩けばこわくない]

紅葉の季節には少し早いですね。
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宝寺(たからでら)です。
宝積寺(ほうしゃくじ)というのでしょうけど
通称が宝寺。
境内の寺自身が掲げた案内の字がまちまち。はは。

龍神さまからもらったという
「打出(うちで)」と「小槌(こづち)」という
宝物があるので宝寺らしい。

小さなころに聞いたおとぎばなしでは
「打出の小槌」という
ひとつの槌(つち)だったような気がするのですが
ここでは「打出」と「小槌」は別々です。

怖いですねぇ。
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閻魔(えんま)さまもいます。
像高 160cm もあります。

こんな怖そうな大王から
「おじゃる丸」は
笏(しゃく)を奪い取って逃げたのですね。

おじゃる丸!知りませんか。
夕方放送しているTVアニメなんですが。
アラフォー(around 40)のおね~さんは
放映時間にはまだ勤務中ですもんね。

「あなたはTVもないのに!よく知ってるわね」

開店前の飲み屋さんに行って
勝手にTVを見せてもらっていますよ。

「いやがられていることでしょう」

むむ!



「天下分け目」の山崎の戦いの天王山に登ります。

羽柴秀吉の天下取りを描いた大きな陶板画が
山頂まで設置されています。
全部で 6 枚かな。
その中の 1 枚のこの地の戦いにある絵に。
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武将が背負っているものはなんでしょう?!



お天気がよくてもふもとの景色はかすんでいます。
かすみの中を淀川が流れています。

天王山の前のあたりで
桂川!宇治川!木津川が合流していますが
昔はもう少し上流が合流場所だったのでは。

お堰(せ)き候(そろ)とも
堰(せ)かれ候(そろ)まじや
淀川の浅き瀬にこそ柵(しがらみ)もあれ

16 世紀初頭の閑吟集にある小歌。

ふたりの仲を裂くような
堰(せき)を造っても裂かれるものですか。
淀川の浅い瀬ならしがらみもあるでしょうけど。
なんていっているのでしょうか。
女歌ですよね!たぶん。

それはともかく
木津川が運ぶ土砂で
淀川には瀬が多かったのじゃないでしょうか。
だから!だんだん合流場所が下流に寄ったのかも。

でも!淀川の「淀」はよどみ?!
このあたりには水量が豊富だったのかな。

川の中から見た山崎の津の模型が
大山崎町歴史資料館にありますが。
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大昔には橋もあり!
エゴマの油の生産で栄えた大きな港町ですね。



こどもや老人(失礼!)たちに次々に抜かれながら
とぼとぼ登れば
酒解(さかとけ)神社に。

いつも下を向いて通り過ぎていたのか
気づかなかったのですが!?
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見上げるとすごい!大木が。
伊達騒動!
山本周五郎!の木でしょうか。

すみません!
呪文のような単語を唱えたりして。
「樅ノ木は残った」の「モミ(樅)」でしょうか。

カゴノキ?!
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漢字で書けば「鹿子の木」!?
子鹿のような模様の木肌の樹木。
珍しい木でもないのかも知れませんが
こんな大きなものは見たことがありません。



「ああ!刺されたぁ!」

え?!
この蝶々にですか?
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「違う!さっきからヤブカに追われていたの!」

大変!手の甲が特大にふくれましたね。

「まだ!ふくれていない!失礼な」
「これは元から」

その体!
体中!刺されたのかと思ったのですが。
いえ!なんでもありません。

でも可哀そうに 3 か所も刺されています。
私は全然大丈夫なのに。



頂上が天守跡。
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山崎の戦いの後に
秀吉はここに居城を建てたようです。
住んでいたのは 1 年ほどだというのに
探すと石垣の跡がいくつか残っているそうです。

仕事の早い秀吉なら即座に築城していたのかも。

おしっこしたいですって!?
ここは私有地ばかりなので
トイレひとつ造れないようです。
造りたくても大変なようです。
秀吉とはエラく違います。

大急ぎで下山。
トイレのある小倉神社までころがり落ちました。
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おしっこ!いっぱいしてください。



山崎(天王山)の戦いの主戦場の円明寺川。
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今は小泉川と名を変えていますが
案外!小さな川ですね。

川のそばに古そうな燈籠。
お!?
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「大蛇鱗庄之助」?!
すごい名前の人が建立しています。
なにをしていた人でしょうか。



「あ!ハチ!」

帰路の電車の中で女子高生が指摘!
おね~さんのリュックにとまっています。

ペットボトルに入れましょう。
うまく入ったのですが!
ふたをしようとしたとき
突然!飛び出てきて!
私の手の甲にはい上がり!刺したぁ!

くそ!
おお!痛い~!!

でも!
他の乗客もいるので
狂乱したくてもこらえて確保。
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アシナガバチですか。

ハチに刺されるのはなん年ぶりでしょう。
小学校以来かな。

手の甲が赤くなってきました。

「色が黒いから分からないね」

ほっといてください。

「ああ!ふくれてきたね」

ふくれているのは元々です。



天王山のふくれた戦い!引き分けです。



(敬称略)
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進駐軍に占領された?メダカの水槽! [手のひらを太陽に]

エラいことです!

水槽がつぶれました。

水槽といっても
押入れケースですが。
厚みがないですね。
つぶれた断面を見るといかにも薄い。

ホームセンターに代替品を求めに行くと
「屋外で使用しないでください」との
注意書きがありますね。
紫外線なんかに弱いんでしょうね。

よくまぁ!それで 3、4 年耐えたものです。

もう!ホンモノの水槽を買うしかないでしょう。

懐中不如意の折
クレジットカードを切ってきました。
後は野となれ!山となれ。



水槽を替えるときに気づきました。

数センチのブルーギルが 1 尾いました。

前の池から
数ミリの稚魚をすくってきて飼っているのですが
ブルーギルの稚魚が紛れ込んで
大きく育っていたのです。

肉食でもあるのに
なにを食べていたのでしょう。



ん!?
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今までは上から見るだけでしたが。
いいですね。
横から見るとよく分かりますね。

カワニナが底にいっぱい!
魚はモツゴとヨシノボリみたいな魚と
ドジョウとメダカですか。

でも!これは!?
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メダカじゃないです!

背中だけ見ていて
今までメダカだと思っていたのですが
こんなにデブデブしたメダカはいないでしょう。

これも稚魚が大きくなったのですが
メダカのような魚はこればっかりです。

「カダヤシ」かな。

たくさんいたヒメダカがいなくなったのは
この連中との生存競争に敗れて落命し
死んだらカワニナが食べてしまったのでしょう。



ふた昔以上前に
「Let’s ドン・キホーテ」という
名古屋の方のTV局制作の番組がありました。

アウトドアを楽しんでいた番組です。

よくアパッチけん(中本賢)が
川に入って「ガサガサ」というのをやっていましたが。

主として川下に網を受けて
足でガサガサして
魚等の生物を網に追い込んで捕えるという遊び。

あるとき
「カダヤシ」ばかり網に入ったと
落胆していましたが。

そのときにはそんなもんかと
気にはとめなかったのですが
わが家の庭のような池にも
カダヤシだらけでしたか。



ブラックバス!ブルーギル!
かだやし!アカミミガメ!ウシガエル!
わが家の池は知らないうちに
「アメリカ」に占領されたようです。

わぉ!
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これはアメリカ出身じゃないでしょうけど
60cm を越えそうな大きな雷魚が釣れていました。
いつごろ入ってきたものやら。
ここで繁殖しているのでしょうか。

イヤですね。

私だけではなく
多くの日本人は
外来生物の侵入を極度に嫌いますね。

交雑も「よし」としないですね。
国粋主義ですか。

でも!
不謹慎ですが
人間はいいみたい?!

外人とカップルになっても
怒られないのは!どうして?!



(敬称略)

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醸造家の夢を飲みに行きました [工場見学]

ピンク色はコスモスかな。
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サントリー京都ビール工場の前。

阪急の新しい駅・西山天王山駅もできて
周辺がにぎやかになってきましたが
まだまだのどかな風景が残っていますね。

新しいビールの試飲に行きます。

まぁ!よく試飲に行きますね。
年に 1 度はどこかに。
いや!先月はキリンアサヒに行ったような。

だんだんビール工場慣れしてきて
説明を聞くのも感動が少なく、、、いけませんねぇ。
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でも 3 社とも「ウリ」が違います。
当然!それぞれ自社の特徴を押しています。
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心して聞くように。



なにはともかく試飲です。
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あ!試飲大好き!ビール大好きの
アラフォー(around 40)のおね~さん!
首がない?!
それに!?
ビール太りしました?!

「アングルが悪い!」
「わざとそう撮っているんじゃないの!」
「削除!今すぐ」

「はいはい」と素直に答えておきます。

今回のサントリーは
「ザ・プレミアム・モルツ マスターズドリーム」
「醸造家が目指した夢のビール」だそうな。

高級なビールを新しく発売していたのですね。

新しくといっても
半年前(2015/03/17)から売っていたのですか。
知りませんでした!すみません。
コンビニしか置いていないそうですから。
酒類は安売りスーパーか
ディスカウントストアでしか買わないので
見たことがありませんでしたが。

まず!
「プレミアムモルツ」をワイングラスで飲みます。
香りなんかを確かめるために。

次に「マスターズドリーム」と
「プレミアムモルツ」を交互に飲んで
味を比較します。
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濃厚です!マスターズドリームは。



日本のビール市場は
浅学なものにはなにがなんやら。

ある居酒屋で「飲み放題」の中に
「ビールはありません」といわれました。

どうすんのよ?!

「発泡酒になります」

なんだ!それでいいじゃないの!

通り過ぎる秋をながめながら
かの女を口説くときならいざ知らず
宴会で「ちゃんちきおけさ」を歌って
「チャールストン」を踊る連中に
(古語の羅列ですみません)
ビールも発泡酒も区別がつくもんですか。

税金をむしり取ろうとするものと
むしり取られまいとする連中とが
「ビール」だ「発泡酒」だ!
「第三のビール」だと騒いでいますが
そんなにこだわらなければならないものやら。

最近は「第四のビール」だなんていっていましたが。

輸入ビールの中には
日本の酒税法でいう
「ビール」に入らないものも多いとか。

ふと
「テソビール」を思い出しました。

アフリカのウガンダのビールは「テソビール」
ヒエ(稗)から作るそうです。

やはりアフリカのザイールのビールは
「バナナビール」ともいわれるように
「バナナ」と「雑穀」で作り
どちらも麦芽もホップも使用しないのに
現地では「ビール」で通るようですが。

それでいいじゃないですか。



十月桜が咲いていました。
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ここの十月桜はいつ見てもみごとです。
春の花かのようです。
当然!春に咲くときには
もっとたくさん花をつけていますが。

記念に(?)マスターズドリームを買いました。
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瓶詰めしかありません。

305ml 318 円(税込)!
値段が!どえらい高級です。

つるべ落としの秋の陽が傾いています。
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阪急の西山天王寺駅まで歩きます。

おね~さんの背中が重そうに揺れているのは
ほろ酔いの私の錯覚でしょうね。
ナイショですよ。



「テソビール」は
長島信弘著/テソ民族誌/
「バナナビール」は
松本仁一著/アフリカを食べる/を読みました。

(敬称略)
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